コロナ陽性になった話。最終回
年末年始にコロナ陽性になり、早4ヶ月ちょっとが経ちました。
症状も落ち着いてきたので、このシリーズも最後にしようと思います。
経緯
2020年年末、友人や取引先との会食が増えるが周りにはコロナにかかった人はいなかった。
12月29日発熱、念の為年末の予定を全てキャンセルする。
12月31日、友人からコロナにかかった連絡がくる。私も濃厚接触者認定。年越しそばの味を感じず味覚嗅覚がなくなる。
1月1日、PCR検査。
1月2日、コロナ陽性連絡。
症状
発熱は1日だけ、あとは嗅覚味覚障害。
味覚嗅覚障害についてはなかなか治らず、ご飯が大好き・香りが大好きなわたしにはとても辛い症状だった。
でも少しずつ味覚も嗅覚も戻ってきて、今はもうほとんど完治しています!
ごくごくたまに香りがわからないような時があるので、やっぱりコロナは怖いですね。
気になっていた脱毛も、特に禿げている部分もないので、やっぱり季節の変わり目のせいかな?と思っています。
あと新しい症状ですが、記憶力や集中力の低下を感じるこの頃。
歳のせいかな?と思っていたけれど、同じ時期にコロナにかかった先輩も同じようなことを言っていたので、これも後遺症なのかな・・・と思います。
伝えたいこと
コロナの怖いところは人にうつしてしまうことと、周りに色々言われることだと私は思います。
私自身、少し気管は弱いものの持病はなく、症状も軽症と呼ばれる程度でした。
でも私自身の症状が軽くても、私がうつしてしまった人はすごく重篤化してしまうかもしれない。死んでしまうかもしれない。そこが一番怖かったです。
また、コロナになって人との関係性をとても考えました。人は、辛い時に人間性がわかると言うけれど、親しい友人と思っていた友人と疎遠になってしまったり、仲良くもない会社の先輩にありもしないことを噂されたり。
症状よりも、周りに色々言われることが辛かったです。実家との交流もなく、一人暮らしの私は、自宅療養中何度も心が折れました。その度に励ましてくれた友人には本当に感謝しています。
同じ時期にコロナになった先輩がいたのにもすごく心が救われました。症状について相談したり、嫌なことを言われて相談したり、同じ境遇だからこそ、なんでも相談できて心強かった。彼女がいて、本当に良かったと感謝しています。
コロナにかかることは、今や特別なことでも、悪いことでもありません。
そこだけは、本当に声を大にして言いたい。
コロナにかかってしまった人は、決して自分を責めず、心健やかに療養してほしい。
周りにコロナにかかった人がいる人は、決して相手を責めず、仲が良かったら定期的に連絡してあげてほしい。それだけで本当に救いになります。
以上、私がコロナを通じて感じたことでした。